アイビスとは?
アイビスはモバイルペイントアプリ「ibisPaint」を販売している会社です。売上構成比は、ペイントアプリに関する事業売上(アプリ広告やモバイルペイントアプリのサブスクリプション、アプリの売り切り)が約6割、IT技術者派遣や受託開発に関する事業が約4割となっています(2023年12月期)。
推しの理由
1株当たり利益(EPS)が高い年平均10%以上で成長
直近5年間の1株当たり利益(EPS)を確認すると、目安としている成長率が10%以上を超えています。直近は、モバイルペイントアプリの安定したサブスクリプション収益やIT技術者派遣、受託開発による収益が伸びているため、今後も安定して高い成長が期待できると考えております。
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ROEが高い
会社四季報によると、2023年12月期の実績ROEは33.7%と目安としている15%よりも高いです。2024年12月期の予想ROEは43.6%とさらに高いです。2025年12月期も継続して高いROEを継続していくと考えられます。
有利子負債が少ない
アイビスは、有利子負債が47百万円と少なく、今後利上げが行われても影響がほぼないと考えられます。そのため、利上げ後も業績が悪くならない限り安心して保有することができると考えれます。
増配が期待できる
アイビスは2025年度から配当性向を20〜25%に変更する方針を出しました。現在の配当利回りは1.11%(株価3,615円、配当40円)と低いですが、今後EPSが伸び続けていく限り、毎期増配が期待できると考えられます。会社四季報では、2025年12月期は最大62円の配当と予想しており、配当利回りが1.72%(株価3,615円)になると予想しております。
予想PERが割安
業績が好調であるにも関わらず、予想PERの水準が割安であることです。2025年1月13日(日)時点(株価3,615円、1株当たり利益218.8円)で16.5倍です。四季報の新春号では、2025年12月期の予想PERは14.7倍です。さらに、2026年12月期も継続してEPSが10%成長すると仮定すると13.3倍です。2025年12月期の四季報予想のPERに対して、PERが2023年12月期に最も低い18.8倍に上昇すると考えると、株価は4,629円となり、およそ28.0%上昇することが期待できます。この上昇率は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の5年平均18.54%と比べて9%以上も高いリターンを得ることが可能であると考えられます。
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推し株の注意点
2024年12月期の第三四半期決算発表時(2024月11月8日)に、2024年12月期は上方修正をやや下回ると発表されています。そのため、2月の期末決算までに株価に折り込まれていないと決算発表後に急落するおそれがあります。好みではありますが、個人的に現在の水準で保有したい金額の半分程度購入しておき、急落したら残りの金額の半分を買い増しする立ち回りが良いのかなと思っています。
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